あさむつ橋写真情報

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橋は
あさむつの橋。長柄の橋。あまびこの橋。濱名の橋。ひとつ橋。佐野の船橋。
うたじめの橋。轟の橋。小川の橋。かけはし。勢多の橋。木曾路の橋。堀江の
橋。鵲の橋。ゆきあひの橋。小野の浮橋。山菅の橋。一筋わたしたる棚橋、心
せばければ名を聞きたるをかし。假寐の橋。
(清少納言「枕草紙」JTI より)

漸白根か嶽かくれて比那か
嵩あらはるあさむつの橋をわ
たりて玉江の芦は穗に出けり
(芭蕉自筆「奥の細道」より)

撮影日:  2007/08/18
撮影場所: 福井県福井市浅水町 google map
撮影者:  新渡戸 広明
撮影機:  Nikon D40X / AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II

「あさむつ橋」「あさむつ橋」あさむつ橋 麻生津郵便局の前




「あさむつ橋碑」


あさむつ橋
清少納言が『枕草子』で
「橋は あさむつの橋」とあげ
催馬楽にも歌われて以来、
藤原定家 松尾芭蕉らの歌
句に詠まれた名所である
近世にはこの橋を境に北の
浅水村 南の浅水二日町に
分かれ 橋北詰の陣屋跡と
南詰の人馬継立を行う問屋
を中心に発達した宿場であ
った 浅水から南に進めば次の
宿駅は水落であり 北に行けば
花堂から福井城下へ 東に進
めば東郷を経て大野に到る
交通の分岐点でもあった
 平成三年辛未歳 邦雲書


「越に来て」碑「裏」「越に来て」碑


あさむつ橋の碑

 越に来て
冨士とやいはん
  角原の
 文殊かたけの
 雪のあけぼの
  西行法師

朝六つや
 月見の旅の
明けはなれ
    芭蕉

【裏面】 略歴
昭和四十六年九月吉日
 橋の長さ十三間
  幅  二 間
  水  四尺五寸
  岸  一丈二尺(絵図記)

   寄贈 麻生津商工会
      吉田 正人
      市村 敏夫
      白崎  強
      松井 清策
      江守孝四郎


「文殊山」ちなみに「文殊山」





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