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 Title
 山家心中集 花月集ともいふへし

 Data
 伝西行筆 宮本長則氏蔵本

 Note
 底本:復刻日本古典文学館 山家心中集
 翻刻:新渡戸広明
 【かっこ】は入力者(新渡戸)注。
 
 Subtitle
 花 三十六首
 0001:異0074:陽1062:類0012:1078:
なにとなくはるになりぬと
きくひより心にかゝるみよしのゝ山
 0002:異0039:陽0144:類0146:0146:
山さむみはなさくへくもなかりけり
あまりかねてもたつねきにける
 0003:異0042:陽0143:類0145:0145:\
よしの山人に心をつけかほに
はなまつみねにかゝるしらくも
 0004:異0075:陽XXXX:類XXXX:XXXX:
さかぬまのはなにはくものまかふとも
くもとははなのみえすもあらなむ
 0005:異0076:陽0058:類0085:0061:
いまさらにはるをわするゝはなもあらし
ヤスウマチツゝ〕
〃〃〃〕
をもひのとめてけふもくらさむ
 0006:異0059:陽0069:類0123:0072:
しらかはのこすゑをみてそなく
 さむるよしのゝ山にかよふ心を
 0007:異0050:陽0064:類0118:0067:千
をしなへてはなのさかりになりに
けり山のはことにかゝるしらくも
 0008:異0077:陽0066:類0120:0069:
よしのやまこすゑのはなをみし
ひより心はみにもそはすなりにき
 0009:異0056:陽0067:類0121:0070:
あくかるゝこゝろはさても山さくら
ちりなむのちやみにかへるへき
 0010:異0053:陽0076:類0129:0078:
はなにそむこゝろのいかてのこりけむ
すてはてゝきとをもふわかみに
 0011:異0052:陽0077:類0131:0080:\
ねかはくははなのしたにてはる
しなむそのきさらきのもちつき
のころ
 0012:異0057:陽0078:類0132:0081:
ほとけにはさくらのはなをたてまつ
れわかのちのよをひとゝふらはゝ
 0013:異0078:陽0106:類0171:0109:
チヨク〕
勅とかやくたすみかとのいませかし
   〔ソ〕
さらはをそれてはなやちらぬと
 0014:異0102:陽0107:類0172:0110:
なみもなくかせをおさめしゝらかはの
きみのをりもやはなはちりけむ
 0015:異0079:陽0083:類0137:0086:
かさこしのみねのつゝきにさくはな
   〔カリ〕
はいつさかりともなくやちるらむ
 0016:異0080:陽XXXX:類XXXX:XXXX:
よしの山かせこすくきにさくはなは
人のをるさへをしまれぬかな
 0017:異0081:陽0105:類0202:0108:
ちりそむるはなのはつゆきふりぬれは
ふみわけまうきしかの山こえ
 0018:異0082:陽0113:類0177:0115:
はるかせのはなのふゝきにうつもれて
ゆきもやられぬしかのやまこえ
 0019:異0083:陽0110:類0175:0113:
よしのやまたにへたなひくしらく
 もはみねのさくらのちるにやあるらむ
 0020:異0084:陽0114:類0178:0116
たちまかふみねのくもをははらふとも
はなをちらさぬあらしなりせは
 0021:異0085:陽0125:類0189:0127:
このもとにたひねをすれはよしの
やまはなのふすまをきするはるかせ
 0022:異0086:陽0155:類0157:0157:
みねにちるはなはたになるきにそ
さくいたくいとはしはるの山かせ
 0023:異XXXX:陽0137:類0101:0139:
あたにちるこすゑのはなをなかむ
れはにはにはきえぬゆきそつもれる
 0024:異0087:陽0136:類0102:0138:
  〔ラ〕
かせあらみこすゑのはなのなかれき
てにはになみたつしらかはのさと
 0025:異0088:陽0128:類0192:0130:
はるふかみえたもゆるかてちるはなは
かせのとかにはあらぬなるへし
 0026:異0090:陽0134:類0198:0136:
かせにちるはなのゆくゑはしら
ねともをしむ心はみにとまりけり
 0027:異0111:陽0127:類0191:0129:
ちるはなをゝしむ心やとゝまりて
またこむ春のたねになるへき
 0028:異0103:陽0116:類0180:0118:
をしまれぬみたにもよにはある
ものをあなあやにくのはなの心や
 0029:異0104:陽0117:類0181:0119:
うきよにはとゝめをかしとはる
かせのちらすははなをゝしむなりけり
 0030:異0109:陽0118:類0182:0120:
もろともにわれをもくしてちり
ねはなうきよをいとふ心あるみそ
 0031:異0089:陽0119:類0183:0121:
をもへたゝはなのなからむこのもとに
なにをかけにてわかみすみなむ
 0032:異0110:陽0120:類0184:0122:\新
なかむとてはなにもいたくなれぬ
れはちるわかれこそかなしかりけれ
 0033:異0091:陽0153:類0155:0155:
  〔カ〕
  〔〃〕
なにとなくあたなるはなのいろを
しも心にふかくをもひそめけむ
 0034:異0092:陽0157:類0159:0159:
はなもちり人もみやこへかへり
なは山さひしくやならむとすらむ
 0035:異0093:陽0142:類0170:0144:
よしの山ひとむらみゆるしらく
 もはさきをくれたるさくらなるへし
 0036:異0094:陽0071:類0124:0073:
ひきかへてはなみるはるはよるは
なく月みむあきはひるなからなむ

 Subtitle
 月 八月十五夜 三十六首
 0037:異0203:陽0330:類0455:0336:
かそへねとこよひの月のけしきにて
あきの中はをそらにしるかな
 0038:異0204:陽0334:類0459:0340:
あきはたゝこよひひとよのなゝり
けりをなしくもゐに月はすめとも
 0039:異0205:陽0332:類0457:0338:
さやかなるかけにてしるしあきの
月とよにあまれるいつかなりけり
 0040:異0179:陽0333:類0458:0339:
うちつけにまたこむあきのこよひ
まて月ゆへをしくなるいのちかな
 0041:異0206:陽0335:類0460:0341:
をひもせぬ十五のとしもあるものを
こよひの月のかゝらましかは
 0042:異0207:陽0336:類0461:0342:
 くもりたる十五夜を 童子神心を
月まてはかけなくゝもにつゝまれて
こよひならすはやみにみえまし
 0043:異0208:陽0380:類0588:0386:
 九月十三夜
くもきえしあきの中はのそら
よりも月はこよひそなにをへりける
 0044:異0209:陽0379:類0587:0385:
こよひはとこゝろえかほにすむ月
のひかりもてなすきくのしらつゆ
 0045:異0210:陽0381:類0589:0387:
 のちの九月に
月みれはあきくはゝれるとしはまた
あかぬ心もそふにそありける
 0046:異0211:陽0306:類0509:0311:
 月のうたあまたよみはへりしに
あきのよのそらにいつてうなのみ
してかけほのかなるゆふつくよかな
 0047:異0212:陽0308:類0511:0313:
うれしとやまつ人ことにをもふ
らむ山のはいつるあきのよの月
 0048:異0213:陽0337:類0522:0343:
あつまにはいりぬと人やをもふらむ
みやこにいつる山のはの月
 0049:異0177:陽0338:類0523:0344:
まちいてゝくまなきよるの月み
れはくもそ心にまつかゝりける
 0050:異0183:陽0311:類0514:0316:
はりまかたなたのみをきにこきいてゝ
あたりをもはぬ月をなかめむ
 0051:異0184:陽1102:類0774:1119:
わたのはらなみにも月はかくれけり
みやこの山をなにいとひけむ
 0052:異0214:陽0377:類0562:0383:續
あまのはらをなしいはとをいつれ
ともひかりことなるあきのよの月
 0053:異0215:陽0356:類0541:0362:
ゆくすゑのつきをはしらすゝきゝぬる
あきまたかゝるかけはなかりき
 0054:異0216:陽0355:類0540:0361:
なかむるもまことしからぬ心ちして
よにあまりたる月のかけかな
 0055:異0217:陽0358:類0543:0364:
つきのためひるとをもふかゝひなきに
しはしくもりてよるをしらせよ
 0056:異0218:陽0363:類0548:0369:
さためなくとりやなくらむあきの
よは月のひかりををもひまかへて
 0057:異0219:陽0376:類0561:0382:
月さゆるあかしのせとにかせふかは
こほりのうへにたゝむしらなみ
 0058:異0220:陽0324:類0464:0330:
きよみかたをきのいはこすしらな
みにひかりをかはすあきのよの月
 0059:異0221:陽0352:類0537:0358:
なかむれはほかのかけこそゆかし
けれかはらしものをあきのよの月
 0060:異0180:陽0344:類0529:0350:
人もみぬよしなき山のすゑま
てにすむらむ月のかけをこそをもへ
 0061:異0175:陽0342:類0527:0348:
みにしみてあはれしらするかせよ
りも月にそあきのいろはありける
 0062:異0222:陽0339:類0524:0345:
あきかせやあまつくもゐをはらふらむ
ふけゆくまゝに月のさやけき
 0063:異0223:陽0370:類0555:0376:
なか/\にくもるとみえてはるゝよの
月はひかりのそふこゝちする
 0064:異0182:陽0351:類0536:0357:
よもすからつきこそゝてにやとりけ
れむかしのあきををもひいつれは
 0065:異0224:陽0349:類0534:0355:\新
つきをみて心うかれしいにしへの
あきにもさらにめくりあひぬる
 0066:異0199:陽0340:類0525:0346:
いつくとてあはれならすはなけれとも
あれたるやとそ月はさひしき
 0067:異0225:陽0353:類0538:0359:
ゆくゑなく月に心のすみ/\てはては
いかにかならむとすらむ
 0068:異0181:陽0309:類0512:0314:
なか/\に心つくすもくるしきに
くもらはいりねあきのよの月
 0069:異0201:陽0313:類0517:0319:
みつのをもにやとる月さへいりぬるは
いけのそこにも山やありける
 0070:異0202:陽0360:類0545:0366:
ありあけの月のころにしなりぬれは
あきはよるなき心ちこそすれ
 0071:異0194:陽0403:類0502:0409:
いとふよも月すむあきになりぬれは
なからへすはとをもひなるかな
 0072:異0193:陽0350:類0535:0356:
なにこともかはりのみゆく世中にをなし
かけにてすめる月かな
 0073:異0195:陽0401:類0500:0407:
世中のうきをもしらてすむ月
のかけはわかみの心ちこそすれ

 Subtitle
 こひ 三十六首
 0074:異0313:陽0620:類0979:0634:
ゆみはりのつきにはつれてみし
かけのやさしかりしはいつかわすれむ
 0075:異0314:陽0617:類0976:0631千
しらさりきくもゐのよそにみし
月のかけをたもとにやとすへしとは
 0076:異0315:陽0616:類0975:0630:\
つきまつといひなされつるよひのまの
こゝろのいろをそてにみえぬる
 0077:異0316:陽0618:類0977:0632:
あはれともみる人あらはをもはなむ
月のをもてにやとすこゝろを
 0078:異0352:陽0628:類0987:0642:\千
なけゝとて月やはものをゝもはする
かこちかほなるわかなみたかな
 0079:異0348:陽0652:類1011:0666:\新
おもひしる人ありあけのよなり
せはつきせすみをはうらみさらまし
 0080:異0317:陽0653:類1012:0667:\新
かすならぬ心のとかになしはてゝし
       〔〃〕
らせてこそはみをはもうらみめ
 0081:異0327:陽0660:類1019:0674:
あやめつゝ人しるとてもいかゝせむ
しのひはつへきたもとならねは
 0082:異0328:陽XXXX:類XXXX:XXXX:
けふこそはけしきを人にしられ
ぬれさてのみやはとをもふあまりに
 0083:異0368:陽0668:類1027:0682:
みのうさのをもひしらるゝことはりに
をさへられぬはなみたなりけり
 0084:異0329:陽0663:類1022:0677:
ものをもへはそてになかるゝなみた
かはいかなるみをにあふせありなむ
 0085:異0313:陽0592:類0952:0607:
もらさしとそてにあまるをつゝま
ましなさけをしのふなみたなりせは
 0086:異0330:陽0584:類0944:0599:
けさよりそ人の心はつらからて
あけはなれゆくそらをうらむる
 0087:異0331:陽0589:類0949:0604:
ことつけてけさのわかれはやすらはむ
しくれをさへやそてにかくへき
 0088:異0332:陽1257:類1088:1275:\
きえかへりくれまつそてそしをれ
ぬるをきつる人はつゆならねとも
 0089:異0375:陽1269:類1100:1287:新
あふまてのいのちもかなとをもひしは
くやしかりけるわか心かな
 0090:異0333:陽0665:類1024:0679:
なか/\にあはぬをもひのまゝならは
うらみはかりやみにつもらまし
 0091:異0334:陽XXXX:類XXXX:XXXX:
さらにまたむすほゝれゆく心かな
とけなはとこそをもひしかとも
 0092:異0335:陽XXXX:類XXXX:XXXX:
むかしよりものをもふ人やなから
まし心にかなふなけきなりせは
 0093:異0336:陽0703:類1063:0718:
なつくさのしけりのみゆくをもひかな
またるゝあきのあはれしられて
 0094:異0347:陽0705:類1065:0720:
あはれとてとふ人のなとなかるらむ
ものをもふやとのをきのうはかせ
 0095:異0337:陽0704:類1064:0719:
くれなゐのいろにたもとのしくれつゝ
そてにあきあるこゝちこそすれ
 0096:異0338:陽0685:類1045:0700:新
いま〕
〃〃〕
けふそしるをもひいてよとちきりしは
わすれむとてのなさけなりけり
 0097:異0339:陽0683:類1043:0698:
ひにそへてうらみはいとゝおほうみ
のゆたかなりけるわかなみたかな
 0098:異0318:陽0686:類1046:0701:
なにはかたなみのみいとゝかすそひて
うらみのひはやそてのかはかむ
 0099:異0319:陽0669:類1028:0683:
ひをふれはたもとのあめのあしそ
ひてはるへくもなきわかこゝろかな
 0100:異0320:陽0670:類1029:0684:
かきくらすなみたのあめのあし
しけみさかりにものゝなけかしきかな
 0101:異0321:陽1258:類1089:1276:
いかにせむそのさみたれのなこりより
やかてをやまぬそてのしつくを
 0102:異0322:陽0675:類1035:0690:
さま/\にをもひみたるゝ心をはきみ
かもとにそつかねあつむる
 0103:異0323:陽0680:類1040:0695:\新
みをしれは人のとかにはをもはぬに
うらみかをにもぬるゝそてかな
 0104:異0356:陽0682:類1042:0697:
人はうしなけきはつゆもなくさ
ますさはこはいかにすへき心そ
 0105:異0324:陽0677:類1037:0692:\
かゝるみにをふしたてけむた
らちねのをやさへつらきこひもするかな
 0106:異0325:陽1348:類1179:1366:
とにかくにいとはまほしきよなれとも
きみかすむにもひかれぬるかな
 0107:異0351:陽0671:類1030:0685:\千
ものをもへともかゝらぬ人もあるものを
あはれなりけるみのちきりかな
 0108:異0326:陽0667:類1026:0681:
むかはらはわれかなけきのむくひに
てたれゆへきみかものをゝもはむ
 0109:異0349:陽1350:類1181:1368:\千
あふとみしそのよのゆめのさめて
あれななかきねふりはうかるへけれと
 0110:異0350:陽0710:類1070:0725:\
あはれ/\このよはよしやさもあら
はあれこむよもかくやくるしかるへき

 Subtitle
 雜上 百七十首
 0111:異0564:陽1033:類1340:1049:
なにとなくせりときくこそあはれ
なれつみけむ人の心しられて
 0112:異0565:陽1032:類1339:1048:
はら/\とをつるなみたそあはれ
なるたまらすものゝかなしかるへし
 0113:異0566:陽1035:類0141:1051:
わひゝとのなみたにゝたるさく
 らかなかせみにしめはまつこほれつゝ
 0114:異0054:陽1036:類0142:1052:
よしの山やかていてしとをもふみを
はなちりなはと人やまつらむ
 0115:異0287:陽0935:類1231:0949:
こからしにこのはのをつる山さとは
なみたさへこそもろくなりけれ
 0116:異0567:陽0712:類1390:0727:
つく/\ともの〔を〕をもふにうちそへて
をりあはれなるかねのをとかな
 0117:異0541:陽0938:類1234:0952:\千
あか月のあらしにたくふかねのをと
を心のそこにこたへてそきく
  0118:異0533:陽0937:類1233:0951:
とふ人もをもひたえたる山さとの
さひしさなくはすみうからまし
 0119:異0568:陽0941:類1237:0955:
たにのまにひとりそまつもたてり
けるわれのみともはなきかとをもへは
 0120:異0569:陽0940:類1236:0954:
まつかせのをとあはれなる山さとに
さひしさそふるひくらしのこゑ
 0121:異0553:陽0957:類1209:0971:
山さとはたにのかけひのたえ/\に
みつこひとりのこゑきこゆなり
 0122:異0554:陽0997:類1205:1012:\新
ふるはたのそはのたつきにゐる
はとのともよふこゑのすこきゆふくれ
 0123:異0570:陽1023:類1336:1039:
みくまのゝはまゆふをふるうらさひて
人なみ/\にとしそかさなる
 0124:異0571:陽XXXX:類XXXX:XXXX:\
いそのかみふるきをしたふよなりせは
あれたるやとに人すみなまし
 0125:異0551:陽1030:類1393:1046:
ふるさとはみしよにもにすあせに
けりいつちむかしの人ゆきにけむ
 0126:異0572:陽1028:類1335:1044:
かせふけはあたにやれゆくはせお
はのあれはとみをもたのむへきよか
 0127:異0573:陽0939:類1235:0953:\新
またれつるいりあひのかねのをとすなり
あすもやあらはきかむとすらむ
 0128:異0574:陽0942:類1238:0956:
いりひさす山のあなたはしらねとも
こゝろをかねてをくりをきつる
 0129:異0575:陽0950:類0571:0964:
しはのいほはすみうきこともあらま
しをともなふ月のかけなかりせは
 0130:異0576:陽0980:類0486:0995:
わつらはて月にはよるもかよひ
けりとなりへつたふあせのほそみち
 0131:異0577:陽0969:類0565:0983:
ひかりをはくもらぬ月そみかきける
いなはにかゝるあさひこのたま
 0132:異0578:陽0951:類0572:0965:
かけきえてはやまの月はもりも
こすたにはこすゑのゆきとみえつゝ
 0133:異0579:陽0946:類0566:0959:\
あらしこすみねのこのはをわけき
つゝたにのしみつにやとる月かけ
 0134:異0580:陽0953:類0574:0967:
           〔ト〕
月をみるほかもさこそはいとふらめ
          〔タヨ〕
くもたゝこゝのそらにたゝよへ
 0135:異0581:陽0952:類0573:0966:
くもにたゝこよひは月をまかせてむ
いとふとてしもはれぬものゆへ
 0136:異0004:陽0985:類0021:1000:
くるはるはみねにかすみをさき
たてゝたにのかけひをつたふなりけり
 0137:異0005:陽0984:類0020:0999
こせりつむさわのこほりのひまたえて
はるめきそむるさくらゐのさと
 0138:異0006:陽0967:類0016:0981:\
はるあさみすゝのまかきにかせさえて
またゆきゝえぬしからきのさと
 0139:異0007:陽0986:類0088:1001:
はるになるさくらのえたはなにとなく
 はなゝけれともむつましきかな
 0140:異0008:陽0994:類0063:1007:
すきてゆくはかせなつかしうくひす
よなつさひけりなむめのたちえに
 0141:異0009:陽0992:類0064:1008:
うくひすはゐなかのたにのすなれとも
たみたるねをはなかぬなりけり
 0142:異0096:陽0148:類0150:0150:
はつはなのひらけはしむるこすゑ
よりそはゑてかせのわたるなるかな
 0143:異0097:陽0996:類0144:1011:
おなしくは月のをりさけ山さくら
はなみぬよるのたえまあらせし
 0144:異0095:陽0987:類0089:1002:
そらはるゝくもなりけりなよしの山
はなもてわたるかせとみたれは
 0145:異0562:陽0072:類0125:0074:
はなちらて月はくもらぬよなりせは
ものををもはぬわかみならまし
 0146:異0583:陽0943:類1239:0957:
なにとなくゝむたひにすむ心かな
いはひのみつにかけうつしつゝ
 0147:異0584:陽0966:類0718:0980:
たにかせはとをふきあけているものを
なにとあらしのまとたゝくらむ
 0148:異0585:陽0958:類1207:0972:
つかはねとうつれるかけをともにして
をしすみけりな山かはのみつ
 0149:異0586:陽0963:類0659:0977:
をとはせていはにたはしるあられ
こそよもきのまとのともになりけれ
 0150:異0587:陽0962:類1196:0976:\朱点
くまのすむこけのいはやまをそろ
しみむへなりけりな人もかよはぬ
 0151:異0588:陽1008:類1550:1024:
さと人のをほぬさこぬさたてなめて
むまかたむすふのへになりけり
 0152:異0589:陽1016:類0314:1032:\朱点
くれなゐのいろなりなからたてのほの
からしやひとのめにもたてぬは
 0153:異0590:陽1020:類0324:1036:\朱点
ひさきおひてすゝめとなれるかけなれや
なみうつきしに風わたりつゝ
 0154:異0591:陽0979:類1206:0994:
をりかくるなみのたつかとみゆるかな
すさきにきゐるさきのむらとり
 0155:異0592:陽1001:類1220:1016:
うらちかみかれたるまつのこすゑ
にはなみのをとをやかせはかるらむ
 0156:異0593:陽0999:類1218:1014:
        〔ま〕
        〔〃〕
しほかせにいせのはきをきふせはまつ
ほすゑをなみのあらたむるかな
 0157:異0594:陽0978:類1216:0993:
さもとゆくふな人いかにさむからむく
 まやまたけををろすあらしに
 0158:異0595:陽1005:類1225:1020:\朱点
をほつかないふきをろしのかさゝきに
あさつまふねはあひやしぬらむ
 0159:異0596:陽1009:類1265:1025:
いたけもるあまみかときになりにけり
えそかちしまをけふりこめたり
 0160:異0597:陽1010:類1266:1026:
ものゝふのならすゝさみはを【ひ】たゝし
あけそのしさりかものいれくひ
 0161:異0003:陽0004:類0010:0004:
 はつ春のあしたに
たちかはるはるをしれともみせかほに
としをへたつるかすみなりけり
 0162:異0010:陽XXXX:類0015:0011:
 春きた【り】てなを雪さゆ
かすめともはるをはよそのそらにみて
とけむともなきゆきのしたみつ
 0163:異0011:陽0010:類0019:0012:
 山水春をつくといふことを〓【菩提】院
 の前ゝさい宮にて人々よみはへり
 しに
はるしれとたにのほそみつもりそ
くるいはまのこほりひまたえにけり
 0164:異0015:陽0013:類0039:0015:
 海邊霞と申ことを伊勢にてか
 むぬしともよみはへりしに
なみこすとふたみのまつのみえつる
はこすゑにかゝるかすみなりけり
 0165:異0016:陽0014:類0024:0016:
 子日
春ことにのへのこまつをひく人はいく
 らのちよをふへきなるらむ
 0166:異0017:陽0017:類0032:0019:\朱点
 わかなにはつねのあひたりしに
 人のもとへ申つかはしはへりしに
わかなつむけふにはつねのあひぬれは
まつにや人のこゝろひくらむ
 0167:異0018:陽0018:類0030:0020:
 ゆきの中のわかな
けふはたゝをもひもよらてかへりなむゆき
つむのへのわかなゝりけり
 0168:異0019:陽0020:類0031:0022:
 あめの中のわかな
はるさめのふるのゝわかなをゐぬらし
ぬれ/\つまむかたみたぬきれ
 0169:異0020:陽0023:類0035:0025:
 わかなによせてをもひをのへはへり
 しに
わかな〔を〕ふるはるのゝもりにわれなりて
うきよを人につみしらせはや
 0170:異0021:陽0027:類0055:0029:
 すみはへりしたにゝう
 くひすのこゑせすなりはへりし
 か【は】なにとなくあはれなるや
 うにをほえて
ふるすうとくたにのうくひす
なりはてはわれやかはりてなかむとすらむ
 0171:異0022:陽0041:類0060:0044:
 むめにうくひすのこゑのかを
 りてきこえはへりしに
むめかゝにたくへてきけはう
くひすのこゑなつかしきはるのあけほの
 0172:異0023:陽0043:類0060:0044:
 たひのとまりのむめ
ひとりぬるくさのまくらのうつりかは
かきねのむめのにほひなりけり
 0173:異0024:陽0038:類0050:0041:
 さかにすみはへりしにみちを
 へたてゝはうのはへりしより
 むめのかせにちりこしを
ぬしいかにかせわたるとていとふらむ
よそにうれしきむめのにほひを
 0174:異0025:陽0032:類0076:0034:\朱点
 きゝすを
をひかはるはるのわかくさまちわひて
はらのかれのにきゝすなくなり
 0175:異0026:陽0031:類0075:0033:
もえいつるわかなあさるときこゆなり
きゝすなくのゝはるのあけほの
 0176:異0027:陽0046:類0080:0049:\
 かすみのうちのかへるかり
なにとなくをほつかなきはあまのはら
かすみにきえてかへるかりかね
 0177:異0028:陽0048:類0079:0051:
 かへるかりを長樂寺にて
たまつさのはしかきかともみゆる
かなとひをくれつゝかへるかりかね
 0178:異0035:陽0054:類0069:0056:
 やなきかせにしたかふ
みわたせはさほのかはらにくりかけて
かせによらるゝあをやきのいと
 0179:異0036:陽0052:類0068:0055:\
 山さとのやなき
やまかつのかたをかゝけてしむるのゝ
さかゐにみゆるたまのをやなき
 0180:異0113:陽0988:類0090:1003:
 つとめてはなをたつぬといふ
 事を
 朝赴花
さらにまたかすみにくるゝ山ちかな
はなをたつぬるはるのあけほの
 0181:異0114:陽0057:類0093:0060:
 ひとりはなをたつぬ
たれかまたはなをたつねてよし
の山こけふみわくるいはつたふらむ
 0182:異0115:陽0062:類0116:0065:
 はなをたつねてみるといふことを
よしの山くもをはかりにたつねいり
て心にかけしはなをみるかな
 0183:異0116:陽0098:類0827:0101:
 くまのへまいりはへりしにやかみの
 わうしのはなのさかりにてをも
 しろかりしかはやしろにかきつけ
 はへりし
まちきつるやかみのさくらさきに
けりあらくをろすなみすの山かせ
 0184:異0117:陽0101:類0099:0104:
 上西門院の女はう法勝寺のはなみられし
 にあめのふりてくれにしかはかへら
 れにき又のひ兵衞のつほねのもとへ花
 のみゆきをもひいてさせたまふらむとを
 ほえてかくなむ申さまほしかりし
 とてをくりはへりし
みる人に花もむかしををもひいてゝ戀
しかるへしあめにしほるゝ
 0185:異0118:陽0102:類0100:0105:【返】
 返し
いにしへをしのふるあめとたれかみむ
はなもそのよのともしなけれは
 わかきひと/\はかりなむをいにける
 みはかせのわつらはしさにいとはる
 ることにてとありしいとやさしく
  きこえはへりき
 0186:異0119:陽0090:類0107:0093:
 花のしたにて月をみて
くもにまかふ花のしたにてなかむれは
をほろに月はみゆるなりけり
 0187:異0061:陽0093:類0095:0096:
 をいてはなをみるといふことを
をいつとになにをかせましこのはるの
はなまちつけぬわかみなりせは
 0188:異0060:陽0094:類0094:0097:
 ふるきのさくらにはなのところ/\さき
 たるをみて
            【は】
わきてみむをいきははなもあわれなりいま
いくたひかはるにあふへき
 0189:異0120:陽0089:類0106:0092:
 かきたえことゝはすなりたりし人の
 花みにやまさとへまてきたりしに
としをへてをなしこすゑにゝほへとも
花こそ人にあかれさりけれ
 0190:異0121:陽0104:類0105:0107:
 しらかはのはなのさかりに人のいさ
 なひはへりしかはみにまかりて
 かへりしに
        〔や〕
ちるをみてかへる心をさくらはな
むかしにかはるしるしなるらむ
 0191:異0124:陽0161:類0072:0163:
 さはらひ
なをさりにやきすてしのゝさわら
ひはをる人なくてほとろとやなる
 0192:異0125:陽0166:類0221:0168:
 山ふきいゑのさかりなりといふことを
やまふきのはなのさかりになりぬれは
こゝにもゐてとをもほゆるかな
 0193:異0126:陽0167:類0210:0169:
 かはつ
ますけをふるあらたにみつをま
かすれはうれしかほにもなくかはつかな
 0194:異0127:陽0169:類0232:0171:
 はるのうちにほとゝきすをき
 くといふことを
うれしともをもひそはてぬほ
とゝきすはるきくことのならひなけれは
 0195:異0128:陽0171:類0223:0173:
 三月一日たらてくれはへりしに
はるゆへにせめてもものをゝもへとや
みそかにたにもたらてくれぬる
 0196:異0165:陽0254:類0331:0259:
 山家のはしめの秋といふことを
さま/\のあはれをこめてこすゑふく
         〔ま〕
かせにあきしるみやのへのさと
 0197:異0166:陽0257:類0333:0262:
 はしめのあきのころなるをと
 申すところにてまつのかせのをとを
 きゝて
つねよりもあきになるをのまつかせは
わきてみにしむものにそありける
 0198:異0168:陽0261:類0338:0266:
 たなはた
ふねよするあまのかはせのゆふくれは
すゝしきかせやふきわたすらむ
 0199:異0226:陽0265:類0354:0270:
 のゝわたりのあきかせ
すへはふくかせはのもせにわた
るともあらくはわけしはきのしたつゆ
 0200:異0227:陽0264:類0367:0269:\
 くさのはなみちをさいきる
ゆふつゆをはらへはそてにたまき
えてみちわけかぬるをのゝはきはら
 0201:異0228:陽0267:類0366:0272:
 ゆくみちのくさのはな
をらてゆくそてにもつゆそしをれ
けるはきのえしけきのちのほそみち
 0202:異0229:陽0274:類0373:0279:
 すゝきみちにあたりてしけし
 といふ事を
はなすゝき心あてにそわけてゆく
 ほのみしみちのあとしなけれは
 0203:異0230:陽0272:類0348:0277:
 のゝはきにしきにゝたり
けふそしるそのえにあらふからに
しきはきさくのへにありけるものを
 0204:異0231:陽0388:類0475:0395:
 つきのまへのゝのはな
はなのいろをかけにうつせはあきの
よの月そのもりのかゝみなりける
 0205:異0232:陽0280:類0360:0285:\朱点・墨点
 をみなへしつゆをひたるといふことを
はなかえにつゆのしらたまぬきかけて
をるそてぬらすをみなへしかな
 0206:異0233:陽0283:類0358:0288:
 いけのほとりのをみなへし
たくひなきはなのすかたをゝみなへ
しいけのかゝみにうつしてそみる
 0207:異0234:陽0392:類0478:0398:\
 月のまへのをみなへし
にはさゆる月なりけりなをみなへし
しもにあひぬるはなとみたれは
 0208:異0235:陽0298:類0377:0303:
 のゝはなむしをよみはへりしに
はなをこそのへのものとはみにき
つれくるれはむしのねをもきゝけり
 0209:異0236:陽0462:類0414:0471:
 たのいへのむし
こはきさく山たのくろのむしの
ねにいほもる人やそてぬらすらむ
 0210:異0237:陽0459:類0410:0468:
 ひとりむしをきくといふ事を
ひとりねのともにはならてきり/\す
なくねをきけはものをもひそふ
 0211:異0513:陽0444:類0417:0451:
 むかし申なれたりし人のよのか
 れてふしみにすみはへりしを
 たつねまかりてにわのくさふか
 かりしをわけいりはへりしにむしの
 こゑあはれにをほえてよみはへりし
わけているそてにあはれをかけよとて
つゆけきにはにむしさへそなく
  0212:異0249:陽0446:類0395:0453:\朱点
 むしのうたあまたよみはへりし
 なかに
あきかせにほすゑなみよるかるか
やのしたはにむしのこゑみたるなり
 0213:異0250:陽0454:類0403:0461:
よもすからたもとにむしのねをか
けてはらひわつらふそてのしらつゆ
 0214:異0251:陽0458:類0408:0466:\
むしのねにつゆけかるへきたもとかは
あやしや心ものをもふへし
 0215:異0252:陽0420:類0421:0427:\新
 あか月はつかりをきく
 よこくものかせにわかるゝしのゝめに
山とひこゆるはつかりのこゑ
 0216:異0253:陽0422:類0424:0429:\新
 とをくちかくかりをきくといふ
 事を
しらくもをつはさにかけてゆくかり
のかとたのをものともしたふなり
 0217:異0262:陽0421:類0423:0428:
 よにいりてかりをきく
 からすはにかくたまつさの心ちして
かりなきわたるゆふやみのそら
 0218:異0254:陽0300:類0379:0305:
 きりのうちのしか
はれやらぬみ山のきりのたえ/\に
ほのかにしかのこゑきこゆなり
 0219:異0255:陽0438:類0429:0445:
 ゆふくれのしか
しのはらやきりにまかひてなく
 しかのこゑかすかなるあきのゆふくれ
 0220:異0256:陽0437:類0428:0444:
 あか月のしか
よをのこすねさめにきくそあはれ
なるゆめのゝしかもかくやなきけむ
 0221:異0267:陽0440:類0430:0447:新
 たのいほのしか
おやまたのいほちかくなくしか
のねにをとろかされてをとろかすかな
 0222:異0257:陽0435:類0440:0442:
 山家のしか
なにとなくすまはほしくそ
をもほゆるしかあはれなるあきの山さと
 0223:異0265:陽XXXX:類XXXX:XXXX:
 つきをまちてしかをきく
 かねてより心そいとゝすみのほる
つきまつみねのさをしかのこゑ
 0224:異0258:陽0396:類0485:0402:
 たのうへの月
ゆふつゆのたましくをたのいなむし
ろかふすほすゑに月そやとれる
 0225:異0259:陽0327:類0492:0333:
 つきのまへにとをくのそむと
 いへることを〓【菩提】院の前え齋宮に
 て人々よみはへりしに
くまもなき月のひかりにさそはれて
いくゝもゐまてゆく心そも
 0226:異0261:陽0407:類0497:0413:
 かすかにまいりてつねよりも月あかく
  あはれなりしにみかさの山をみあけて
 かくをほえはへりし
ふりさけし人の心そしられぬる
こよひみかさの月をなかめて
 0227:異0238:陽0322:類0470:0328:
 ひろさわにて人/\月をもてあ
 そひはへりしに
いけにすむ月にかゝれるうきくもは
はらひのこせるみさひなりけり
 0228:異0239:陽1356:類0788:1374:
 さぬきの善通しの山にてう
 みの月をみて
くもりなき山にてうみの月み
れはしまそこほりのたえまなりける
 0229:異0240:陽0499:類0624:0510:
 月のまへのちるは
山をろしの月にこのはをふきか
けてひかりにまかふかけをみるかな
 0230:異0241:陽0302:類0381:0307:
 あきのうたともよみはへりしに
しかのねをかきねにこめてきく
 のみかつきもすみけりあきの山さと
 0231:異0242:陽0303:類0382:0308:
いほにもる月のかけこそさひし
けれ山たはひたのをとはかりして
 0232:異0243:陽0285:類0344:0290:
をもふにもすきてあはれにきこ
ゆるはをきのはみたるあきのゆふかせ
 0233:異0244:陽0292:類0388:0297:
なにとなくものかなしくそみえ
わたるとはたのをものあきのゆふくれ
 0234:異0174:陽0294:類0341:0299:千
おほかたのつゆにはなにのなるならむ
たもとにをくはなみたなりけり
 0235:異0245:陽0487:類0611:0497:勅
          〔ワキテ〕
山さとはあきのくれにそ思しる
かなしかりけりこからしのかせ
 0236:異0172:陽0470:類1471:0479:\新
 あきものへまかりしみちにて
心なきみにもあはれはしられけり
しきたつさわのあきのゆふくれ
 0237:異0246:陽0422:類0590:0449:\
 ひとりころもうつをきくといふ
 ことを
ひとりねのよさむになるにかさね
はやたかためにうつころもなるらむ
 0238:異0247:陽0474:類0600:0483:\
 山さとのもみち
そめてけりもみちのいろのくれな
ゐをしくるとみえしみ山へのさと
 0239:異0248:陽0477:類0605:0486:
 〔寂然高野にまいりてふかき:付箋〕
 山のもみちといふ事をみやのほ
 ういむの御あむしちにてよむへき
 よし申はへりしにまいりあひて
さま/\のにしきありけるみ山かな
はなみしみねをしくれそめつゝ
 0240:異0274:陽0305:類0384:0310:
 あきのくれ
なにとなく心をさへはつくすらむ
わかなけきにてくるゝあきかは
 0241:異0275:陽0490:類0614:0500:
 よもすからあきをゝしむといふ
 ことをきたしらかはにて人々
 よみはへりしに
をしめともかねのをとさへかはるかな
しもにやつゆをむすひかふらむ
 0242:異0130:陽0158:類0204:0160:
 うつきのついたちになりてちりて
 のちはなをゝもふといふことを
あをはさへみれは心のとまるかな
ちりにしはなのなこりとをもへは
 0243:異0131:陽0175:類0227:0177:
 なつのうたよみはへりしに
くさしけるみちかりあけて山さ
とははなみし人の心をそみる
 0244:異0132:陽0178:類0231:0181:
 やしろのへむのうのはな
かみかきのあたりにさくもたより
あれやゆふかけたりとみゆるうのはな
 0245:異0133:陽0179:類0240:0182:
 〔無言に侍りし比郭公のはつこゑをきゝて:付箋〕
ほとゝきす人にかたらぬをりに
しもはつねきくこそかひなかりけれ
 0246:異0134:陽0181:類0243:0184:
 ゆふくれのほとゝきす
さとなるゝたそかれときのほ
とゝきすきかすかほにて又なのらせむ
 0247:異0135:陽0186:類0237:0189:
 ほとゝきすをまちてむなしく
  あけぬといふことを
ほとゝきすなかてあけぬとつけか
ほにまたれぬとりのねそきこゆなる
 0248:異0136:陽0188:類0250:0191:
 ほとゝきすのうたよみはへりしに
ほとゝきすきかぬものゆへまよはまし
はなをたつねし山ちならすは
 0249:異0137:陽0193:類0246:0197:
ほとゝきすをもひもわかぬひとこゑを
きゝつといかゝ人にかたらむ
 0250:異0138:陽0190:類0252:0193:
きゝをくる心をしらてほとゝきす
たかまの山のみねこえぬなり
 0251:異0139:陽0198:類0242:0202:\
 あめのうちのほとゝきす
さみたれのはれまもみえぬくもち
より山ほとゝきすなきてすくなり
 0252:異0155:陽0225:類0294:0230:
 さみたれのうたよみはへりしに
みつなしときゝてふりにしかつま
たのいけあらたむるさみたれのころ
 0253:異0156:陽0208:類0277:0213:
さみたれにみつまさるへしうち
はしやくもてにかゝるなみのしらいと
 0254:異0157:陽0714:類1386:0729:
 はなたちはなによせてふるきを
 をもふといふことを
のきちかきはなたちはなにそてし
めてむかしをしのふなみたつゝまむ
 0255:異0158:陽0233:類0322:0238:
 ゆふくれのすゝみをよみはへりしに
なつ山のゆふしたかせのすゝしさに
ならのこかけのたゝまうきかな
 0256:異0159:陽0242:類0304:0247:
 うみのほとりのなつの月
つゆのほるあしのわかはに月さえて
あきをあらそふなにはえのうら
 0257:異0160:陽0249:類0303:0254:
 あめのゝちのなつのつき
ゆふたちのはるれは月そやとりける
たまゆりすふるはすのうきはに
 0258:異0161:陽0244:類0307:0249:
 いつみにむかひて月をみるといふ
 事を
むすふてにすゝしきかけをそふる
かなしみつにやとるなつのよの月
 0259:異0162:陽0236:類0311:0241:
 なつの〔の〕くさを
みまくさにはらのすゝきをしか
ふとてふしとあせぬとしかをもふらむ
 0260:異0163:陽0237:類0312:0242:
 たひのみちにくさふかしといふ
 ことを
たひ人のわくるなつのゝくさしけみ
はすゑにすけのをかさはつれて
 0261:異0164:陽0252:類0327:0257:\續
 山さとにあきをまつ
やまさとはそとものまくすはをし
けみうらふきかへすあきをまつかな
 0262:異0279:陽0493:類0420:0504:
 十月はしめのころ山さとに
 まかりたりしにきり/\すのこゑ
 のわつかにしはへりしを
しもうつむむくらかしたのきり/\
すあるかなきかのこゑきこゆなり
 0263:異0280:陽0496:類0623:0507:\續
 あか月のちるは
しくれかとねさめのとこにきこゆ
るはあらしにたえぬこのはなりけり
 0264:異0281:陽0524:類0634:0525:\
 みつのほとりのかれたるくさ
しもにあゐていろあらたむる
あしのほのさひしくみゆるなには
えのうら
 0265:異0282:陽0505:類0638:0516:\朱点
 山のいへのかれたるくさ
かきこめしすそのゝすゝきしも
かれてさひしさまさるしはの
いほかな
 0266:異0283:陽0521:類0652:0532:千
 しつかなるよのふゆの月
しもさゆるにはのこのはをふみ
わけて月はみるやとゝふ人もかな
 0267:異0284:陽0549:類0645:0562:入
 ゆふくれのちとり
あはちしませとのしほひのゆふ
くれにすまよりかよふちとりなく
 なり
 0268:異0285:陽0551:類0646:0563:
 さむきよのちとり
さゆれともこゝろやすくそきゝ
あかすかはせのちとりともくしてけり
 0269:異0286:陽0544:類0656:0557:
 ふねのうちのあられ
せとわたるたなゝしをふね心せよ
あられみたるゝしまきよこきる
 0270:異0301:陽0557:類0700:0570:
 ふゆのうたともよみはへりしに
はなもかれもみちもちりぬ山さとは
さひしさを又とふ人もかな
 0271:異0302:陽0511:類0633:0522:
       〔カツ〕
たまかけしたまのかつらもをとろへて
しもをいたゝくをみなへしかな
 0272:異0293:陽0558:類0701:0571:
ひとりすむかたやまかけのともなれや
あらしにはるゝふゆのよの月
 0273:異0303:陽0559:類0702:0572:
つのくにのあしのまろやのさひしさは
ふゆこそわきてとふへかりけれ
 0274:異0304:陽0512:類0661:0523:
山さくらはつゆきふれはさきにけり
よしのはさとにふゆこもれとも
 0275:異0305:陽0561:類0704:0574:
よもすからあらしの山にかせさえて
おゝゐのよとにこほりをそしく
  0276:異0307:陽0563:類0706:0576:
山さとはしくれしころのさひし
さにあられのをとはやゝまさりけり
 0277:異0306:陽0564:類0707:0577:\勅
かせさえてよすれはやかてこほりつゝ
かへるなみなきしかのからさき
 0278:異0308:陽0565:類0708:0578:\
よしのやまふもとにふらぬゆきならは
はなかとみてやたつねいらまし
 0279:異0309:陽0527:類0672:0539:
 ゆきのあした兩せむと申す
 ところにて人々うたよみはへり
 しに
たけのほるあさひのかけのさすまゝに
みやこのゆきはきえみきえすみ
 0280:異0310:陽0569:類0714:0582:
 山のいへにゆきふかしといふことを
とふ人もはつゆきをこそわけこしか
みちとちてけりみやまへのさと
 0281:異0311:陽0574:類0721:0587:
 よのかれてひむかし山てらに
 はへりしころとしのくれに人々
 まうてきてをもひのへはへり
 しに
としくれしそのいとなみはわすら
れてあらぬさまなるいそきをそする
 0282:異0312:陽0575:類0722:0588:
 としのくれにかうやより京へ
 申つかはしはへりし
をしなへておなし月ひのすきゆ
けはみやこもかくやとしはくれぬる

 Subtitle
 さうの下 八十三す
 0283:異0525:陽1181:類0935:1198:
 いはひのうたよみはへりしなかに
わかはさすひらのゝまつはさらに又
えたにやちよのかすをそふらむ
 0284:異0526:陽1176:類0930:1193:\
きみかよのためしになにををもはま
しかはらぬまつのいろなかりせは
 0285:異0484:陽1197:類1250:1214:
 うちにかゐあはせあるへしと
 きこえはへりしに人にかはりて
かひありなきみかみそてにをほはれて
こゝろにあはぬこともなきよは
 0286:異0485:陽1191:類1244:1208:
ふくかせははなさくなみのをるた
ひにさくらかひよるみしまえのうら
 0287:異0486:陽1192:類1245:1209:
なみあらふころものうらのそて
かひをみきはにかせのたゝみをくかな
 0288:異0380:陽1218:類0823:1236:
 承安元年六月一日院くまのへ
 まいらせをはしますついてにすみ
 よしへこかうありけりす行し
 まはりて二日かのやしろにまいりて
 みまはれはすみのえのつりとの
 あたらしくしたてられたり
 こ三条のゐむのみゆきかみお
 もひいてたまふらむとおほえて
 つりとのにかきつけはへりし
たえたりしきみかみゆきをまちつ
けてかみいかはかりうれしかるらむ
 0289:異0381:陽1219:類0824:1237:
 まつのしつえあらひけむなみ
 いにしへにかはらすこそはとをほ
 えて
いにしへのまつのしつえをあらひけむ
なみをこゝろにかけてこそみれ
 0290:異0382:陽1054:類1551:1070:
 すむ恵天わうしにこもりて
 すみよしにまいりてうたよみ
 はへりしに
すみよしのまつのねあらふなみの
をとをこすゑにかくるをきつしほかせ
 0291:異0383:陽1095:類0753:1111\
 むかし心さしつかうまつりし
 ならひによのかれてのちにも
 かものみやしろへまいることにて
 なむとしたかくなりてしこ
 くのかたへす行すとて又かへり
 まいらぬことにてこそはとをほ
 えて仁安三年十月十日のよ
 まいりてへいまいらせしにうち
 へもいらぬことなれはたなう
 のやしろにとりつきてたて
 まつりたまへとて心さしはへり
 しにこのまの月ほの/\に
 つねよりもあはれにをほえて
かしこまるしてになみたのかゝる
かなまたいつかはとをもふあはれに

 End
 【以下 妙法院本データで補う】

 0289:異0489:陽1224:類1553:1242:
   お1  たまひ1
 斎院をりさせ給て本院のまへ
  過1はへり1
      を1
 をすき侍しおりしも人のうちへ
 入1
 いりしにつきてゆかしくはへりしかは
 見まはりておはしましけんを
         【 】
           変1
 りはかゝらさりけんとかはりにける
             宣旨3
 ことからあはれにおほえてせんしの
 局3     申2 送2
 つほねのもとへまうしをくり侍し
    御内3    有栖3
君すまぬみうちはあれてありす
川2忌1姿3
かはいむすかたをもうつしつるかな
 0290:異0490:陽1225:類1554:1243:【返】
 返2
 かへし
     忌1
おもひきやいみこし人のつて
   馴1 御内3 聞1
にしてなれしみうちをきかんものとは
 0291:異0491:陽1163:類1316:1180:
           勘当4
 ゆかりなる人の新院のかんとうなり
   許2       まうし1
 しをゆるしたふへきよし申いれ
       返2
 たりしおほんかへりことに
最上3 綱手3    稲舟4
もかみ川つなてひくともいなふね
           お1
のしはしかほとはいかりをろさん
 0292:異0492:陽1164:類1317:1181:【返】
    返2
 おほんかへし
   引1綱手3 見1 最上3
つよくひくつなてとみせよもかみ
河そのいなふねのいかりをさめて
   まうし1
 かく申いれたりしかはゆるし
 たひたりし
 0293:異0493:陽1227:類1307:1245:
 世の中に大事いてきて新院あらぬ
       お1
 さまにならせをはしましておん
 髪2    仁和寺3お1
 くしおろしてにわしにをはします
【を】  参2    阿*梨3
 ときゝてまいりて兼賢あさり
      明2 はへり1
 にあひて月あかく侍しかは
かゝる世にかけもかはらすすむ月
をみるわか身さへうらめしきかな
 0294:異0453:陽XXXX:類XXXX:XXXX:
 奈良2僧2科2
 ならのそうとかのことによりて
      【に】
 あまたみちのくへつかはされた
        まうす1
 りしに中尊寺と申ところに
 まかりあひて宮このものかたりすれは
 涙なかすあはれなりかゝる事は
 ありかたきことなりいのちあらは
           まうし1
             おもひ1
              陳1
 ものかたりにもせんと申て思のふ
     お1  まうしはへ
 へきよしをの/\申侍りて遠国
 述懐といふ事をよみはへりし
涙をはころもかはにそなかしつる
      おもひ1
ふるき宮こを思いてつゝ
 0295:異0454:陽1046:類0726:1062:
 年頃4   知1 はへる1
 としころあひしりて侍人の
             ほ1
 みちのくにへまかるとてとをき
  【 】
 国2 別2
 くにのわかれとまうすことをよみ
 侍し
 去1
君いなは月まつとてもなかめやらん
       夕暮4  空2
あつまのかたのゆふくれのそら
 0296:異0487:陽0916:類0887:0930:
    高野3
 宮法印かうやにこもらせたまひ
        荒1寒2
 てことのほかにあれさむかりし夜
 小袖3
 こそてたまはせたりしまたのあ
        はへり1
 したたてまつり待し
こよひこそあはれみあつき心ちして
    お1
あらしのをとをよそにきゝつれ
 0297:異0488:陽0919:類1293:0933:
 何*梨3 世1遁2  高野3
 あさり兼賢よをのかれてかう
 やにこもりてあからさまにとて
       て1
        僧綱4
 仁和寺へいてゝそうかうになりて
   【て】ゐ1
 かへり来まいらさりしかはいひ
 お1 はへり1
 をくり侍し
袈裟2         染1
けさの色やわかむらさきにそめて
  苔2     おもひ1
けるこけのたもとを思かへして
 0298:異0460:陽0917:類0832:0931:
    しやうのいはや3
 大峰の笙石屋にてもらぬ
 いはやもとよまれけんをり思いて
 られて
つゆもらぬいはやも袖はぬれけり
 聞1
ときかすはいかにあやしからまし
 0299:異0463:陽1104:類0834:1121:
 深仙にて月を
             【れ】
ふかき山のみねにすみける月みすは
おもひてもなきわか身ならまし
 0300:異0464:陽1106:類0836:1123:
    谷2に1雲2
月すめはたにゝそくもはしつみ
           【な】
    ふき1 風2 敷1
けるみね吹はらふかせにしかれて
 0301:異0465:陽1107:類0837:1124:
      【も】
 伯母2峰2 申2     見渡3
 をはかみねとまうすところのみわた
          はへり1
 されて月ことに見え侍しかは
姨捨4  信濃3
をはすてはしなのならねといつくに
    峰2     あり1
も月すむみねの名にこそ有けれ
 0302:異0462:陽1109:類0839:1126:
 【ゝ】
 笹2 まうす1
     宿2
 ささと申すくにて
庵3   草2 枕3
いほりさすくさのまくらにともな
  【ゝ】      【へき】
ひ1笹2
ゐてささのつゆにもやとる月かな
 0303:異0466:陽1110:類0840:1127:
  地1まうす1   はへり1
 平ちと申所にて月を見侍しに
 こ1
 木すゑの露のたもとにかゝり侍しを
こ1
木すゑもる月もあはれをおもふへし
    具1
ひかりにくしてつゆのこほるゝ
 0304:異0467:陽1077:類0825:1092:
  熊野3  ゐ1
 夏くまのへまいり侍りしに
【岩】
 いは1
  田1まうす1
 石たと申所にてすゝみて下向
 するひとにつけて京へ西住
            はへり1
 上人のもとへつかはし侍し
松2 根1岩田3 岸2
まつかねのいはたのきしのゆふすゝみ
  【ふ】
君かあれなとおもほゆるかな
 0305:異0468:陽1096:類0768:1112:
 播磨3 書写3  ゐ1
 はりまのしよさへまいるとて野
      はへり1
 中のし水み侍しこと一むかしに
           通2
 なりてのち修行すとてとをり
 侍しにおなしさまにてかはらさり
 しかは
      中2 清1
むかしみし野なかのし水かはらねは
わか1
我かけをもやおもひいつらん
 0306:異0469:陽XXXX:類XXXX:XXXX:
 長柄3
 なからをすき侍りしに
津1国2 長柄3 橋2
つのくにのなからははしのかたもなし
名はとゝまりてきゝわたれとも
 0307:異0470:陽1126:類0868:1143:
       方2
 みちのくにのかたへ修行して
      白河4  関2
 まかりしにしらかはのせきにとま
 りてところからにやつねよりも
  お1     【の】
 月をもしろくて能因か秋風そ吹くと
 まうし1
 申けんをりいつなりけむとあは
          関屋3 柱3
 れに思ひいてられてせきやのはし
 らにかきつけはへりし
しらかはのせきやを月のもるかけは
人のこゝろをとむるなりけり
 0308:異0471:陽0414:類0817:0421:
         安芸2
 心さすことありてあきの一の宮
   ゐ1はへり1    浦2
 へまいり侍しにたかとみのうら
  まうす1  ふき1
     風2
 と申所にかせに吹とめられて
 程経3   苫屋3
 ほとへ侍しにとまやより月の
 もりしを見て
  お1
浪のをとを心にかけてあかすかな
苫2       友2
とまもる月のかけをともにて
 0309:異0473:陽0412:類0752:0418:
 旅2
 たひまかるとて
見しまゝにすかたもかけもかはらねは
月そ宮このかた身なりける
 0310:異0185:陽0416:類0489:0423:
                旅2
あはれしる人みたらはとおもふかなたひ
寝1床1
ねのとこにやとる月かけ
 0311:異0474:陽0418:類0491:0425:
宮こにて月をあはれとおもひしは
数2
かすよりほかのすさみなりけり
 0312:異0494:陽0729:類1321:0744:
    もと1
 素覚か許にて俊恵なとまかり
     【を】 はへり1
    懐3  述1
 あひてをもひのへ侍しに
なにことにとまる心のありけれはさら
       厭2
にしもまた世のいとはしき
 0313:異0495:陽1045:類0616:1061:
        高野3  ゐ1
 秋のすゑに寂然かうやにまいり
 【春】          はへり1
 て暮秋述懐とにふことをよみ侍し
 に
               て1
なれきにし宮こもうとくなりはてゝ
かなしさそふる秋のくれかな
 0314:異0496:陽0732:類1279:0747:
      出家2
 中院右大臣すけおもひたつ
        たまひ1
 よしの事かたり給しに月
【いと】
   明2      明1はへり1
 なとあかくあはれにてあけ侍に
            の1
 しかはかへり侍にきそのゝちその夜
     多2      お1
 のなこりおほかるよしいひをくりたま
 ふとて
夜1         ちきり3
            お1
よもすから月をなかめて契をき
        闇2
しそのむつことにやみははれにき
 0315:異0497:陽0733:類1280:0748:【返】
 返2
 かへし
   見1  【の】
すむとみえし心の月しあらはれて
    闇1
この世もやみのはれさらめやは
 0316:異0498:陽0744:類1291:0759:
 待賢門6    堀河4  局3
 たいけむもむ院のほりかはのつ
  【よ】遁2  仁和寺3
 ほね世をのかれてにわしにすまる
 るときゝてたつねまかりたれは
 住1荒1
 すみあらしたるさまにて人の
 影2
 かけもせさりしかはあたりの人
        お1
 にかくとまうしをきたりし
       お1  はへり1
 をきゝていひをくられ侍し
     苫屋3
しほなれしとまやもあれてうき
            知1
浪によるかたもなきあまとしらすや
 0317:異0499:陽0745:類1292:0760:【返】
 返2
 かへし
苫2
とまのやに浪たちよらぬ気色にて
   住1憂1
あまりすみうきほとはみえにき
 0318:異0500:陽0746:類0890:0761:
 お1       局3 世1
 をなし院の中納言のつほねよを
 背2  小倉3 山2 麓3
 そむきてをくらのやまのふもとに
 すまれしにまかりたりしにこと
   優2      風2
 からいふにあはれなりかせの気色
           書1
 さへかなしくおほえてかきつけ
 はへり1
 侍し
山2お1     お1
やまをろすあらしのをとのけはし
さをいつならひける君かすみかそ
 0319:異0501:陽0747:類0891:0762:【返】
         訪1 分1
 あはれなるすみかとひにわけ
 入1
 いりてこの歌を見て又かき
    【 】
 つけられける
          同2 ノ
          おなし院兵衛殿
憂1
うき世をはあらしのかせにさそはれて
            【ん】
家2          みる1
いへをいてにしすみかとそ見
 0320:異0451:陽0755:類1276:0770:
    腹2     【 】
 ある宮はらにつけつかまつる女房
   背2  都3
 世をそむきてみやこはなれて
 遠2
 とをくまからむとおもふとて歌
        代2
 たてまつりしにかはりて
           馴1
くやしきはよしなく君になれそめて
いとふ宮このしのはれぬへき
 0321:異0427:陽0734:類1281:0749:
 為業4 常盤3 堂供養5
 ためなりときはにたうくやうし
 はへり1      寺2
 侍しに世をのかれて山てらに
  【し】
   はへる1
    親2
 すみ侍したしきひと/\まうて
          お1
 きたりときゝていひをくれる
いにしへにかはらぬ君かすかたこそ
        【み】【た】
けふはときはのかた身なるらめ
 0322:異0428:陽0735:類1282:0750:【返】
 返2
 かへし
色かえてひとりのこれるときは木
はいつをまつとか人のみるらん
 0323:異0438:陽1044:類1385:1060:
 友2 逢1 昔1 【こ】
 ともにあひてむかしをこふと
 【う】
 いふことを
いまよりはむかしかたりは心せんあや
しきまてに袖しほれけり
 0324:異0502:陽1043:類1384:1059:
 泉3 主2      云2へ1
 いつみぬしかくれてあとつたえ
         泉3  対2
 たる人はかりにていつみにむかひ
  旧2  懐2
 てふるきをおもふといふ事をひと/\
   はへり1
 よみ侍しに
すむ人の心くまるゝいつみかなむか
しをいかにおもひいつらん
 0325:異0503:陽0797:類1388:0812:
         法金剛6
 十月はしめのころほうこんかう院
           【さ】
            西門4
 のもみち見はへりしに上せいもん
            侍2賢1
 院おはしますよしきゝてたいけ(ん)
  【の】
 門1     時2
 も(ん)院の御ときおもひいてられて
   殿2の1
      局3    お1
 兵衛とのゝつほねにさしをかせ
 はへり1
 侍し
       袂3
もみちみて君かたもとや時雨るらん
むかしの秋の色をしたひて
 0326:異0504:陽0798:類1389:0813:【返】
 返2
 かへし
色2   こ1
いろふかき木すゑを見ても時雨
つゝふりにしことをかけぬまそなき
 0327:異0505:陽1048:類1398:1064:
  覚寺3 滝2     閑2
 大かくしのたき殿の石ともかむ院
  移2   跡2
 にうつされてあとなくなりたり
  聞き2
 ときゝて見にまかりたりしに
 赤染4  今2   【て】
 あかそめかいまたにかゝりと
     折2
 よみけんをり思ひてられて
            滝2 瀬1
いまたにもかゝりといひしたきつせの
そのをりまてはむかしなりけん
 0328:異0506:陽0799:類1346:0814:
 周防3
 すわうの内侍われさへのきのと
 かきつけたるふるさとにて
     思2 陳1はへり1
 ひと/\おもひのへ侍しに
     【か】
      いゐ2宿2
いにしへはつひいしやともあるものを
      【かたみ】
なにをかけふのしるしにはせん
 0329:異0507:陽0796:類1344:0811:
            【の】
 為業4 常盤3    ふるさとに2
 ためなりときはの家にて故郷
 おもひ1     詠1はへり1
   述1
 思をのふといふ事をよみ侍し
  罷2
 にまかりあひて
   野1
しけきのをいくひとむらにわけ
      昔3
なしてさらにむかしをしのひかへさん
 0330:異0455:陽0800:類0867:0815:
 修行してみちのくにへまかり
      の1 常2
 たりしに野ゝ中につねよりも
      塚2
 とおほしきつかのみえしを人に
 問1はへり1   御墓3
 とひ侍しかは中将のみはかとは
           し1
 これか事なりとまうしゝかは
             問1
 中将とはたれか事そとまたと
      実方4
 ひ侍しかはさねかたの御事なりと
 まうすいとあはれにおほえてさら
          霜枯3
 ぬたにものかなしくしもかれのすゝ
               語2
 きほの/\みえわたりてのちにかた
    言2 葉1
 らんもことのはなきやうにおほえて
              【お】
朽1             お1
くちもせぬその名はかりをとゝめを
  桔野3の1  形見3
きてかれのゝすゝきかたみにそする
 0331:異0515:陽0750:類0894:0765:
 堀河4  局3
 ほりかはのつほねのもとよりいひ
 つかはしたりし
         お1
この世にてかたらひをかむほとゝきす
死出2山路3
してのやまちのしるへともなれ
 0332:異0516:陽0751:類0895:0766:【返】
 返2
 かへし
            語2   死1
ほとゝきすなく/\こそはかたらはめし
出1山路3
てのやまちに君しかゝらは
 0333:異0517:陽0914:類1494:0928:
          ヒテ
           ヲ
            シ
 仁和寺の宮にて道心遂年深
          レ
 といふことをよませ給しに
あさくいてしこゝろの水やたゝふらん
       深2
すみゆくまゝにふかくなるかな
 0334:異0518:陽0871:類1509:0886:
 暁の念仏といへることを
     鐘2
ゆめさむるかねのひゝきにうちそへ
 十度3 御名2唱2
てとたひのみなをとなへつるかな
 0335:異0386:陽0877:類1515:0892:
 法華経序品
     花2         て1
ちりまかふはなのにほひをさきたてゝ
  法2 筵3   敷1
光をのりのむしろにそしく
  0336:異0388:陽0886:類1523:0901:
 勧持品
        空2
あま雲のはるゝみそらの月かけに
       姨捨4
うらみなくさむをはすてのやま
 0337:異0389:陽0888:類1524:0902:
 寿量品
鷲2 山2  入l
わしのやま月をいりぬとみる人は
くらきにまよふ心なりけり
 0338:異0390:陽0876:類1514:0891:
 観心を
闇2     空2
やみはれて心のそらにすむ月は
西2 山辺3
にしのやまへやちかくなるらん
 0339:異0398:陽0757:類1369:0772:
 無常歌あまたよみ侍し中に
鳥辺野4        ゆけ1
とりへのを心のうちにわけ行は
    露2
いふきのつゆに袖そそほつる
 0340:異0405:陽0759:類1371:0774:
    【上】
世1
よの中をゆめとみる/\はかなくも
なほ1
猶おとろかぬわかこゝろかな
 0341:異0399:陽0768:類1380:0783:
歳2         お1
とし月をいかてわか身にをくり
            世1
けん昨日の人も今日はなきよに
 0342:異0400:陽0772:類0206:0787:
   散1はへり1
 桜のちり侍しにならひてまた
 咲1  花2
 さきけるはなを見て
散1      咲1
ちるとみれはまたさくはなのにほひ
  お1 先立3    あり1
にもをくれさきたつためし有けり
 0343:異0401:陽0770:類1473:0785:
 暁無常を
     【へ】      【る】
       入相4
つきはてんそのいりあひのほとなさを
  暁4
このあかつきにおもひしりぬる
 0344:異0402:陽0775:類0416:0790:
 ものあはれにこゝろほそくおほえ
  を1        枕3
 しおりしもきり/\すのまくら
      はへり1
 ちかくなき侍しかは
      【木】
     蓬3     枕3
そのをりのよもきかもとのまくら
      虫2 音1
にもかくこそむしのねにはむつれめ
 0345:異0450:陽0778:類1409:0792:
  【門】
 同1  はへり1例2
 とう行に侍し上人れいならぬ事
         明1
 大事なりしをり月あかくて
 あはれなりしに
もろともになかめ/\て秋の月
ひとりにならむ事そかなしき
 0346:異0403:陽0773:類0506:0788:
   前2 無常4
 月のまへのむしやうを
月を見ていつれのとしの秋まてか
この世の中に契あるらん
 0347:異XXXX:陽1041:類0508:1057:
                【と】
                迷2
この世にてなかめなれぬる月なれはまよは
 闇2 照1 さ1
むやみもてらさゝらめや
 0348:異0412:陽0776:類1472:0791:
 鳥辺3      業2 はへり1
 とりヘ山にとかくのわさし侍し
 煙3      更1
 けふりのなかよりふけていてし
 月を見て
鳥辺野4 鷲2 高嶺3 裾2
とりへのやわしのたかねのすそならん
けふりをわけていつる月かけ
 0349:異0409:陽0785:類1416:0799:
  炊1        まうしはへり2
 大いの御門の大臣大将と申侍し
   【し】      【か】
 を1父2 服2    母2
 おりてゝのふくのうちにはゝなく
    たまひ1  高野3  弔3
 なり給ぬときゝてかうやよりとふら
 ひたてまつるとて
重2   藤2
かさねきるふちの衣をたよりにて
    染1   おもふ1
心の色をそめよとそ思
 0350:異XXXX:陽0786:類1417:0800:【返】
【かへ】
 返し
藤衣5
ふちころもかさぬる色はふかけれと
     染1
あさき心のしまぬはかなさ
 0351:異0410:陽0791:類1423:0806:
 親2   頼2   婿2亡1
 おやかくれたのみたるむこうせなと
         娘3
 してほとなくまたむすめに
 お1
 おくれたりし人のもとへ
         見1 夢2
このたひはさま/\みけんゆめよりも
さめすやものはかなしかるらん
 0352:異0404:陽0803:類1428:0818:
 ゆかりにつけてものおもひし
         と1
 人のもとよりなとゝはぬそとうら
     かへり1
 みたりし返ことに
       思2      言1
あはれとも心におもふほとはかりいはれ
ぬへくはとひこそはせめ
 0353:異0411:陽0804:類1429:0819:
        年久4
 はかなくなりてとしひさしく
        文2   の1
 なりにし人のふみをものゝ
     見出2て1
         娘3
 なかよりみいてゝむすめに侍り
 しひとのもとへつかはすとて
涙3
なみたをやしのはんひとはなかすへき
あはれにみゆるみつくきのあと
 0354:異0413:陽0833:類1458:0848:
 想空入道大原にてはかなく
    はへり1
 なり侍たりしをいつしか
 とひ侍らすとて  寂然
     わか1
とへかしな別のそてにつゆしけき
蓬3
よもきのもとの心ほそさを
 0355:異0414:陽0839:類1464:0854:【返】
 返2
 かへし
   思2 別2
よそにおもふわかれならねはたれをかは
身よりほかにはとふへかりける
 0356:異0415:陽0805:類1430:0820:
 同2  はへり1を1 おもふ1
 とう行に侍し上人おはり思さま
 なりときゝて
          寂然
乱2   を1
みたれすとおはりきくこそうれ
      別2
しけれさてもわかれはなくさますとも
 0357:異0416:陽0806:類1431:0821:【返】
 返2
 かへし
この世にてまたあふましきかなし
さにすゝめし人そ心みたれし
 0358:異0417:陽0807:類1432:0822:
        ひ1高野3  ゐ1
 あとのことひろいてかうやへまいり
  帰2
 てかへりたりしに又
いるさにはひとのかたみものこりけり
    路1
かへる山ちのともはなみたか
 0359:異0418:陽0808:類1433:0823:【返】
 返し
いかにともおもひわかてそすきにける
夢2 山路3
ゆめにやまちをゆく心ちして
 0360:異0419:陽0790:類1421:0804:
 ゆかりなる人はかなくなりてとか
      鳥辺3
 くのわさにとりへ山にゆきて
 【り】
 かへる1
 返とて
            鳥辺山5
かきりなくかなしかりけりとりへやま
  【ゝ】
亡1 送2  かへる1
なきをおくりて返こゝろは
 0361:異0420:陽0819:類1444:0834:
 院二位のつほねみまかりてあと
           はへり1
 に十のうた人/\よみ侍しに
送2    帰2  野辺2朝2
おくりおきてかへりしのへのあさ
露2
つゆを袖にうつすはなみたなりけり
 0362:異0421:陽0820:類1445:0835:
船岡4  裾野3の1塚2
ふなおかのすそのゝつかにかすそひて
むかしのひとに君をなしつる
 0363:異0422:陽0822:類1447:0837:
後2          言2 葉1
のちの世をとへとちきりしことのはや
        【み】
忘2     形2
わすらるましきかた見なるへき
 0364:異0423:陽0784:類1415:0798:
 鳥羽2      お1
 とはの院かくれさせをはし
     葬送4   を1
 まして御さうそふの夜おり
   高野3
 しもかうやよりいてあひて
  は1 おもひ1
とはゝやと思よらてそなけかまし
       わか1
むかしなからの我身なりせは
 0365:異0456:陽1353:類0785:1371:
 讃岐3    て1   津1
         松2
 さぬきにまうてゝまつ山のつと
 まうす1 お1
 申所に院のをはしましける
 【を】    ゐ1
 あとたつねてまいりたりしあと
 かたもなかりしかは
まつ山のなみになかれてこしふねの
やかてむなしくなりにけるかな
 0366:異0457:陽1355:類0787:1373:
 白峰4  まうす1墓2  ゐ1
 しろみねと申所へ御はかにまいりて
         玉2 床2
よしやきみむかしのたまのゆかとても
         に1 【ん】
かゝらんのちはなにゝかはせむ
 0367:異0458:陽1358:類0790:1376:
 善通寺5  草2 庵3
 せむつうしにくさのいほりむ
      はへり1
 すひてすみ侍しにいほりの
      松2
 まへに侍しまつを見て
      【み】
     わが1
ひさにへて我のちの世をとへよ松
           身1
あとしのふへき人もなきみそ
 0368:異1459:陽1359:類0791:1377:
 土佐2    罷2
 とさのかたへやまかりなましと
         はへり1
 おもひたつことの侍しに
  【たゝ】
こゝをまたわれすみうくてうかれなは
松2
まつはひとりにならむとすらん
 0369:異0544:陽1357:類0791:1377:
 つねよりもところにつけてあは
 れなることのはへりしかは
     厭2
いまよりはいとはしいのちあれはこそ
     ひ1     知1
かゝるすまゐのあはれをもしれ
 0370:異0509:陽1364:類0796:1382:
 雪2       はへり1
 ゆきふかくつもりて侍しに
を1        雪2 埋2
おりしもあれうれしくゆきのうつむ
          おもふ1
            路1
かなかきこもりなんと思山ちを
 0371:異0508:陽1365:類0797:1383:
     谷2 細道4    雪2
なか/\にたにのほそみちうつめゆき
ありとて人のかよふへきかは
 0372:異0510:陽1367:類0797:1383:
        【し】
 花2 ゐ1  折敷3 霰3
 はなまいらせしをりきにあら
 れのふりかゝりしかは
櫁3   *伽2折敷3
しきみおくあかのをしきのふちなくは
  に1   玉2
なにゝあられのたまとまらまし
 0373:異0511:陽1239:類1300:1257:
 五条三位うたあつめらるゝときゝ
 てうたつかはすとて
花2な1 言2
はなゝらぬことの葉なれとおのつから
色2
いろもやあるときみひろはなん
 0374:異0512:陽1240:類1301:1258:【返】
 かへし1
          【太】
 返       右京大夫俊成
    て1   道2
世をすてゝいりにしみちのことのはそ
  【は】
あはれもふかきいろはみえける

 Description:

       罷2
ある人のもとにまかりたりしに
 里2 集2 まうす3はへる1
          の1
山さとのしふと申ものゝ侍を見
れはさなりけりとをかしくたれか
しはさとおほえぬことも書きつけ
         顔2
られたりみくるしくかをあかむ心ちすれ
  散1はへり1  ひ1
ともちり侍にけれはかゐなくおほえ
 三百3  六十3
てみもゝうたむそちこそさること
            抜1
はへりきとおほゆれそれをぬき給へと
【て】 末2 見1
申し侍ぬすゑにみ給はむ人むなしき
          竜2
こと葉をひるかへしてりう華
    悟3     契3
のあか月さとりひらけむちきりに
なしたまふへし
宮木3 歌2
みやきかうたかとよあそひたはふ
れまてもと申たることのはへる
はいとかしこし

 抽三百六十首名山家心中
 二    一二   一
 集、山家集千三百首其中
 三百六十也
  花三十六ゝ 月三十六ゝ
  恋三十六ゝ 雑上 百七十
    無題五十首 春卅三首
    秋四十七ゝ 夏廿首 冬廿首
  雑下八十二首 人/\歌十四首
     局3       船岡4
二位(の)つほねのあとの歌にふなを
  詠1
かとよみたることはへりそのをりの
         【 】
   歌2 鳥辺野4 詠1
ひとのうたにとりへのとよまれたる
   はへり1    【た】
      船岡4
ことの侍しをふなおかにてこそ
           鳥辺野4
とかくの事ははへりしにとりへのと
     まうしはへり2
はいかにと申侍しかともくるし
かるましきよしにてやみはへり
    鳥辺野4の1
         歌2 集2
にきそのとりへのゝうたはしふ
 入1     沖2 白波4
にいりて侍とかやおきつしらなみ
竜田3          白波4
たつた山と申こともはへれはしら
  緑3  林3 同2
なみみとりのはやしをなしさま
        船岡4 鳥辺3
のことにてこれもふなをかとりへ
    筋2
山ひとつすちにてさるへきこと
  尋2
かとたつねまほしくおほゆれはかくまう
すなり

 底本::
  著名:  復刻日本古典文学館 山家心中集
  著者:  西行
  監修:  久保田 淳
  発行所: 日本古典文学会
  発行:  昭和46年10月1日
 参照::
  著名:  山家心中集抄
  著者:  伝 西行 筆
  校訂:  飯島 春敬
  発行者: 飯島 重子
  発行所: 有限会社 書藝文化新社
  発行:  1996年11月15日 重版
 参照::
  著名:  西行全集 第一巻
       山家心中集(妙法院本)
  校訂:  伊藤 嘉夫・久曾神 昇
  発行者: 井上 了貞
  発行所: ひたく書房
  初版:  1981年02月16日 第 1刷発行
 翻刻::
  翻刻者: 新渡戸 広明(info@saigyo.net)
 入力::
  入力者: 新渡戸 広明(info@saigyo.net)
  入力日: 2000年08月12日-2000年08月15日
  改装日: 2000年12月04日-2001年01月08日
  第二回改装日: 2002年11月
  第二回入力日: 2004年08月04日-2004年08月25日
 校正::
  校正者: 新渡戸 広明(info@saigyo.net)
  校正日: 2000年09月15日
  第二回: 2002年12月04日

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Last modified:2006/05/25 17:38:47
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